【Step英語教室】
小3から身につける本格的な“英語脳”を実現する英語教室
『モレラ岐阜』から車で約1分の場所にある『Step英語教室』。2017年、臼井圭子さんが立ち上げた小学校3年生から6年生までを対象とした英語教室だ。英語が好きになり、自信を持って自らやる気を持って英語を学ぶ子どもを育成することを教室目標としている。臼井さんは幼少期と大学時代に合わせて4年間ロンドンで過ごした経験を持ち、社会人としても3年間英語での通訳・翻訳業務を経験している。自身の経験から英語を勉強するのに適した小学生の時期を大切にして“将来まで使える英語脳”を育てることでしっかりとした英語力の土台を作ることを目指している。通う生徒達はみな英語が好きになり、自信を付けていくことから口コミが広まり地域で成長を続けている英語教室だ。今回は、臼井さんに、ガキビズを利用した理由や利用してよかったことなどを中心に話を伺った。
ネットやチラシを使った宣伝の重要性を教えてもらえた
2人の男の子を育てる母親でもある臼井圭子さん。『Step英語教室』を開く前は、地域の未就園児とママのための英語サークルを立ち上げ、公共施設などを借りて英語で歌ったり踊ったりする会を開催していました。
それがきっかけで「子どもに英語を教えるのって面白いかも」と思い、大手英会話教室へ就職。約5年勤めた後に自身の英語教室を開きました。サークル活動は続け、自分の子どもと同世代のママと繋がっていたこともあり、教室を開くと口コミで何人かの生徒がすぐに入会。スムーズなスタートが切れたのだと言います。
口コミである程度広まったため、当初は宣伝などは何もやっていなかった臼井さん。しかし、地元の商工会や融資を受けている銀行から「もっと事業拡大するために、Gaki-Bizへ一度相談に行ってみたら?」と勧められ、「外部の人の意見を聞いてみるのもよさそうだな」と取り敢えず行ってみることにしたのだとか。
「私はこのままでいいかなと思っていたんですが、センター長の正田さんから指摘されたのは、強みをPRしたネット集客をもう少しやりましょうということでした。Googleマップへの登録や教室のホームページを立ち上げていなかったので、そこはきちんとやった方がいいって言われたんですよ」
正田さんとの面談後、インターネットで英語教室を検索する人のための導線を整備することの重要性を実感した臼井さん。早速教えてもらった無料ホームページ作成ツール・ジンドゥーを使ってサイトを作成。Googleマップにも反映させるビジネスプロフィールを登録しウェブサイトリンクも貼りました。
Googleマップへの登録をしたおかげで、現在、「本巣市/英会話」と検索すると、Googleマップでの検索はトップに。そこからホームページへのリンクを辿ってきくれる人も多いとのことで、現在は口コミ以外にも「ネットで見つけました」という方も増えているのだと言います。
「ネイティブと変わらない指導力」と「確かなメソッド」の強みをもっと打ち出すべし
『Step英語教室』は“小3から英語を学び得意にする”というのがテーマの英語教室です。小3から小6までの4年間で、基礎から丁寧に指導することで子どもたちの自信を育み、やる気を伸ばす指導法で小さい頃から習ってきた子と変わらないレベルの英語力を身に着けていく。実際に通う児童の英語の発音を聞くと、とてもきれいな発音で自信を持ち堂々と英語を話す姿があり、その成果を見て驚く人も少なくありません。
小3の4月に一斉にクラスをスタートする『Step英語教室』。臼井さんはその理由を、
「ネイティブのようなきれいな発音を身に着けるための耳の臨界期はだいたい10歳前後と言われていますが、小3であれば十分間に合います。もっと小さい年齢で始めればいいじゃないと思う方がいるかもしれませんが、小1や小2はまだ学校以外の習い事で“座って勉強する” というのは難しいと感じます。そのため、座学がある程度身に付いた小3からのスタートが無理なく学べるのではないかと私は考えているんです。小3は幼児と変わらない感覚的能力を持っており、学習する力もあるため英語をスタートするのに最高の学年です。」と話します。
正田さんのアドバイスを受け、教室運営への思いや、指導方法などについて、ホームページやチラシ、Instagramなどで臼井さんは詳しく発信しています。「臼井さんは日本人の先生だけど外国で暮らしたバックボーンもあり発音もネイティブのよう。人柄も含めてどんな先生かわかるように動画で顔出ししてアピールした方がいいですよ」と正田さんはさらにアドバイス。
最初は顔出しすることに抵抗があったという臼井さんですが、アドバイスに従い、ご自身が英語で教室紹介や学習を指導している様子を動画で撮影し、ホームページにも掲載しました。するとそれを見て「とっても優しそうな先生だと思ったから」と入会してくださった方もいたそうです。
「英語に対する自信」を身に着けてくれることが嬉しい
Gaki-Bizに行って良かったポイントについて臼井さんは、「正田さんは私のことを“日本人だけどとても高いレベルで英語が教えられる先生”と評価してくれたんです。正田さん自身も海外を経験された方なのでそう言ってもらえたことがとても自信に繋がったんです。もっと自分の強みをきちんとアピールしていかねばと思わせてくれたのがGaki-Bizに行って良かったポイントですね」と話します。
改めて自分の強みに気づいた臼井さんは、自身の教える英語の特徴についてさらに深く分析をします。自分自身が過去にロンドン大学で学んだ経験や自動車関連メーカーで翻訳・通訳の仕事をしていた経験を振り返ると、英語を日本語に置き換えて考える時間はなく、英語は英語で処理できる頭がないとネイティブと渡り合えないということが身に染みている。だからこそ、自身が身に着けてきた“英語脳”を子ども達にも身に着けてほしいと考えていることに気づいたのだと言います。
「例えば「I have a brother」という一文を身に着けるのに難しい文法の説明をすることは一切なく、とにかく音で覚えさせます。小学生であれば型を覚えてしまえば、難しいことを考えることなく「I have a sister」などと応用できるようになるんです。「I like red /He likes red」という文法も「三人称単数形」という言葉は使わず、「He likes(or She likes)」という音で身に着けさせていきます。なるべく日本語での説明は避け、“英語は英語で身につける”という姿勢を大切にしています」
『Step英語教室』で習った生徒は学校で「発音がいいね」と褒められたり、積極的にネイティブティーチャーに話しかけにいく子が多いそう。自身のメソッドが子どもたちの自信に繋がっていることが最も嬉しく感じるそうです。
コロナ禍の苦しい時にGaki-Bizに相談
順調に教室運営をしていた臼井さんですが、2020年、コロナ禍になって対面授業が難しくなり悩んだ結果、再びGaki-Bizを訪れオンラインと対面授業が同時にできる教室環境づくりをしようと決意。一時は休校などで教室運営が難しかったそうですが、パーテションや空気清浄機の設置の他、ホームページ上でも新型コロナウイルス対策を明記するなどし、教室運営を継続しました。
今では、夫の協力を得て、パソコンやネットにつなぐこともできる電子黒板などを導入。体調不良等で休まなくてはならない子どもが出た場合でも、オンラインで教室と自宅を繋ぎ、対面と同様の授業が受けられる仕組みを作ることができました。
電子黒板に字を書いたり、書画カメラで手元を映してテキストを見やすくしたりするなど、コロナを契機に授業をよりパワーアップさせています。
Gaki-Bizからも「子どもの英語力が上がったことで英語に興味を持つ親世代も増えるかも、昼間の空いている時間に大人向けの英会話もやってみては?」とアドバイスをもらい、小6までの子どもを持つ親を対象にママ英語ワークショップも設定。小学生の英会話を軸としながらも新たな方面への挑戦も模索しています。
今後の課題について、「ありがたいことに多くの授業枠は埋まっているのですが、毎年4月に募集する新クラスを満員にするのが当面の目標です」と臼井さんは話します。さらに集客ができるよう、将来のターゲット層であるママ英語ワークショップの活動の幅を広げたり、新たなチラシの作成、Instagramのアクセス向上などを試行錯誤中。
臼井さんの兼ね備えている“英語指導力”がより地域のより多くの人に伝わるよう、Gaki-Bizのサポートを受けながら、情報発信の強化をしていきたいと語る姿がとても頼もしくみえます。
Step英語教室
ホームページ:https://stepenglish.jimdofree.com/
SNS:https://www.instagram.com/stepeigo/