【株式会社 吉田法衣店】

社会に尽くす僧侶をターゲットに、リボン運動への賛同をアピールする袈裟を考案

【相談内容】
 130年以上に渡り、僧侶が着用する法衣の製造販売を続ける吉田法衣店。販売先の中心となる寺は葬儀や法要が減少するなか、今後どのように売上を伸ばしていけばよいかの相談。

【サポート】
 世界的にリボン運動が活発化するなど、社会問題に支援や賛同する活動が活発化するなか、坊主便・坊主カフェ・坊主バンドなど、自由で様々な取り組みを行う僧侶が増加している。そこで、同社の強みであるオリジナル商品を作れる職人の技術と常日頃から寺への営業で密なる接点があることを活かし、社会に尽くす僧侶をターゲットに、世界エイズデーを前にリボン運動への賛同をアピールすることと僧侶にオシャレを取り入れた「リボン袈裟」を考案。商品開発・情報発信のサポートを行った。

【結果】
●レッドリボンの売上につながったことに加え、ピンクリボン・LGBT向けのレインボー袈裟の受注にもつながった。
●「リボン袈裟」は、法衣の自由さやオリジナル商品が作れることへのPRにもなり、売上も順調に推移している。
●売上の一部は公益財団法人エイズ予防財団に寄付し、寺や僧侶の社会貢献活動をサポートすることににつながった。